2013年6月2日日曜日
自分らしい美しさを追求する旅への誘い Part Ⅱ
Schwarzkopf Online インタビューより
就職、結婚、出産など、様々なライフスタイルの変化を経験する女性の人生を旅路(Journey)に例え、その変化に寄り添うようなヘアスタイルを打ち出すNORA Journey。第2回目のインタビューでは、NORA Journeyのイメージアイコン、そしてヘアスタイリストの仕事の魅力についてお訊きします。
【 イメージアイコンは “ジェーン・バーキン” 】
シュワルツコフ(以下、SKP):女性像を打ち出すうえで、インスピレーションとなるものとは?
田中衛さん(以下、田中):イメージアイコンは、ジェーン・バーキンです。彼女のナチュラルでありながら都会的なスタイルは、NORA Journeyの理想の女性像です。象徴的なバング、そしてナチュラルだけれどもハイライトを入れていたり、ファッションも自分らしいスタイルを楽しんでいる。そんな彼女の生き方やセンスを、映画や本、写真集などからピックアップしています。店内にあるスクリーンでも常に、ジェーン・バーキンの映画やドキュメンタリーを流しているんです。
SKP:店内もナチュラルでリラックスできる雰囲気がありますよね。
田中:お客様にとって「いつでもいつまでも行けるサロン」でありたいと考えています。「ずっと通っていたけれど、子供ができたりするとなぜか行きにくくなり、そうして、今現在の自分に合ったサロンを探して転々としている」というお客様の声をよく耳にします。ですから、肩肘張らずに気軽に来てもらえて、さらに、その時々のライフスタイルの変化に合わせて、永く通っていただけるサロンを目指しています。
【 実力主義のヘア業界で働くことの魅力 】
SKP:ヘアスタイリスト目指されたきっかけとは?
田中:もともと建築の仕事をしていて、施工管理をしていたときに、いくつになっても変わらない気持ちで、現役でやっている職人さんが本当にカッコ良いと思っていました。そんなとき、たまたまヘアスタイリストに関する番組を観て、その実力主義の世界に惹かれました。
SKP:ヘアスタイリストという仕事の醍醐味とは何でしょう?
田中:学生のときからカットさせてもらっているお客様が結婚して、お子さんを産み、そしてそのお子さんを連れてくる、などといったように、その方と一緒にライフスタイルの変化を楽しんでいけることですね。
SKP:仕事道具として欠かせないものとは?
田中:Macが好きでiMac、MacBook Airなど、すべての製品を持っています。情報収集と情報発信、そしてセミナーの際の資料作りにと欠かせないアイテムです。
SKP:今後の展望とは?
田中:次の世代のヘアスタイリストをしっかり育てていくことですね。お客様の思考(嗜好)を捉えたうえで、ヘアスタイルを創るという考えを定着させていきたいですね。ただ、それは技術がしっかりあることが大前提。思い通りの女性像を表現するための技術と、ヘアスタイルを創るための考え方、どちらにも力を入れた教育を行なっていくつもりです。
http://online.schwarzkopf-professional.jp/special/stylist/20/ 原文
田中 衛