2014年7月29日火曜日

コンセプト経営って【Part 1】



先日ビジネスセミナー【カンパニー・コンセプト・カンファレンス2014】にてセミナーのお仕事に行って参りました。

正直ビジネス系は初めてだったのでビビりましたが。

ご一緒にお仕事させていただいた講師は各分野でかなり実績のある方々で僕自身もしっかりと勉強させていただきました。



講師のご紹介


加藤利彦氏

 ChatWork Academy 株式会社 代表取締役
ChatWork株式会社(旧:EC studio)元常務取締役。

EC studio 時代の法人設立からIT活用による労働環境の改善、業務のクラウド化、組織全体のマネジメント、人事評価制度など、現在のChatWork株式会社 に至るまで、創業メンバーとして参画。 2011年からはその実績をもとに、1社1社にChatWork株式会社の経営ノウハウと、業務におけるIT活用を支援するChatWork株式会社のグループ会社「ChatWork Academy」の代表を務めている。


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矢内理絵子氏

女流棋士 女流五段

1980年1月10日生まれ。埼玉県行田市出身。8歳で父親に将棋を教わる。関根茂9段門下。90年に女流育成会に入会をし、93年4月プロ棋士になる。2006年に第32期女流名人位を獲得、続く第33期、第34期も防衛を果たし女流名人位3連覇を果たすなど、 これまでにタイトルを多数獲得している。2013年4月に女流棋士会会長に就任。行田市の観光大使も務める。2013年冬学期から、東京大学大学院総合文化研究科客員准教授に就任。 

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柳澤大輔氏

株式会社カヤック 代表取締役

1974年、香港生まれ。小学校3年で日本に帰国。慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、ソニー・ミュージックエンタテインメントに入社。1998年、合資会社カヤックを学生時代の友人、貝畑政徳(CTO)、久場智喜(COO)と3人で設立し、24歳で代表取締役に就任。枕詞は「面白法人」。Web関連の受託、自社サービス開発事業をスタートさせる。2005年、株式会社に組織変更。「ART-Meter」「HOUSECO」「こえ部」など、ユーザー数千から数万人規模のインターネットサービスを幅広く展開する。ユニークな人事制度(サイコロ給、スマイル給)や、ワークスタイル(旅する支社)など、普通の会社では考えられない制度面も現在実験中。Webディレクターとしてカンヌ国際広告賞、東京インタラクティブ・アド・アワードなど、国内外のあらゆるWeb広告賞を獲得。2007年、飲食事業をスタート。2009年、明和電機との「貧乏ゆすり」プロダクトのコラボを手がける。

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谷田昭吾氏


体脂肪計で世界一となり、最近は社員食堂でも話題になった株式会社タニタの創業ファミリーであり、現筆頭株主。同社の営業・新規事業・新会社立ち上げ、海外における役員経験を経て独立。父・谷田大輔氏(株式会社タニタ前代表取締役社長)の最も近くで、公私にわたってその経営学を学び、赤字企業だったタニタを成長させた「タニタの成功法則」を受け継いできた。2011年に最新の心理学・NLPマスタープラクティショナー、NLPヘルスプラクティショナーの資格を取得し、天才達の成功法則を心理学の観点から分析している。 講演では“健康づくり”をコンセプトとする株式会社タニタで 新規事業等に携わった経験、自身が学んできたNLPの視点から 成果を出す健康管理やダイエット、そして父から受け継いだ経営学を 理論と実際の成功事例を交えて分かりやすく語る。

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横須賀輝尚氏


1979年、埼玉県生まれ。専修大学法学部卒。在学中に行政書士資格に合格。2003年、23歳のときに行政書士横須賀事務所を設立し独立。様々な行政書士業務を習得し、その中でも会社設立手続きのスペシャリストとなる。
2005年、有限会社パワーコンテンツジャパンを設立し代表に就任。セミナー事業、コンサルティング事業を本格的に始動。同年『小さな会社の逆転戦略 最強ブログ営業術』を技術評論社より処女出版。2万部を超えるベストセラーになる。

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まもなくスタートです。


シダックス・カルチャーホール。




一人目の講師はChatWork Academy 株式会社 代表取締役 加藤利彦氏。

「ブラック企業」と呼ばれても仕方がないほどの会社から「従業員満足度日本一」がどのようにしてできたのか。

「従業員の幸せ」を最優先にして経営を行うことを発表。

経営群の考え方(コンセプト)が変わる事で会社が大きく変わったお話。

バブル時代を経験しているような頭でっかちな大人世代が時代の変化にいかに柔軟に変化しスタッフのモチベーションに繋がっていくのか。

このテーマは美容師にかかわらず、「今時の子は、、」的などこにいっても聞く話なので変わる事の大事さを改めて考えさせられました。


ChatWorkの加藤利彦氏と。
書籍はこちら 日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方





2人目の講師は日本将棋連盟女流棋士会会長 矢内理絵子氏。

「20年一度もぶれることなく将棋で生きてきました。」

集中力、創造力、直感力、忍耐力、決断力、そして失敗に対応する力。素人には分かりませんがとてつもなく様々なスキルが必要とされる世界。

まさに女流棋士として生きるというコンセプトが確立しているからこそ20年ぶれずにこれたのだなと思います。

今回のコンセプト経営のサブテーマでもある人生コンセプト。まさにこの方の生き方が理想であり課題でもあります。好きな仕事を見つけたらあとはとことんやる。結果は必ずついてくる。うちのスタッフにも聞いて欲しい素晴らしいお話でした。


日本将棋連盟女流棋士会会長 矢内理絵子氏と。



お昼休憩から

本番前に食欲が無い僕をよそにしっかり食べるJourneyスタイリスト阿形氏。


まもなく。








ビジネスセミナーでショーしちゃいました。


Model: 笹山ゆい 富田忍舞

まずは美容師という仕事の魅力をお伝えするにはこれが一番わかりやすいかとはじめにモデルさん二名にてヘアショー。

Journeyのデザインやポジショニングによるブランディングの説明。


いつものセミナーと違ってかなりアウェイです。

内容はサロンコンセプトの重要性のお話で、美容室の集客方法として「ヘアスタイル」というビジュアルはとても大事でそこにサロンの内装やスタッフの教育そして接客サービス。価格設定や扱う薬剤やスタイリング剤など。

そして何をするにもコンセプトがないとブレブレになってしまう。お客様もどんなサロンなのか分かりにくい。

何がしたいのか?

企業の強みを生かしたリソース主義なのか、消費者の声を聞く顧客志向主義なのか、とにかくコストを抑え安く提供するコスト主義なのか、最高を構築し価値提案をする価値主義なのか。

どれも必要な事だが、どこを最重要にするのかで企業の人格が出てきます。

人口が減り続けるこれからの日本で、今のままマーケティング戦略続けていくと利益も思うように上がらず何をしたい会社なのかもブレブレで社員はモチベーションも上がらず辞めていく結果に。そんな時代だからこそ少子化のマーケットを右にならえで取り合っていくのではなく他社とは違う自社だけのオリジナルなアイデンティティをもったコンセプト経営が必要不可欠になっていくってお話です。分かっていながらもなかなか振り切れない企業が多いのが現状ではないでしょうか?