2014年8月1日金曜日

コンセプト経営って【Part 2】



先日ビジネスセミナー【カンパニー・コンセプト・カンファレンス2014】にてセミナーのお仕事に行って参りました!



4人目の講師はあのIT業界で有名な面白法人カッヤックの代表取締役である柳澤大輔氏の登場です。



柳澤大輔氏


パワポも独特な見せ方でシンプルで分かりやすい。

“面白法人”という名前を自らつけハードルを上げながらもそのプレッシャーの中で面白い企画を生んでいく。




社員の給与制度をサイコロで決めるとかすごいですよね。

ほかにもホームページの社員紹介に何故か退社していった人の紹介まで載っていることとか。

柳澤大輔氏いわく「臭い物には蓋をしない」という考え。

会社説明会になぜか退社していった人も会社説明をしているという。。

確かに裏も表も知ってる方が親近感わきます。


「企画づくりは個人プレーではなくチームプレー」という考えで、フラットでオープンな社風がチームの精度をあげ生産性を上げていくと。

ビジネスにおいて経営者はつねに「“何をするか”より“誰とするか”」にこだわり、カヤック社では会議を全てブレスト方式をとっています。


{ブレスト方式会議のルール}

1,他人の意見は絶対に否定しない。 

2,聞き手はつねに意見を出した人の協力者であり奇抜な考え方やユニークで斬新なアイデアを重視する。 

3,「評論家」はいらない。



新しい発想や面白いことが生まれる環境作りが至る所にありコンセプトがしっかりとスタッフやお客様と共有できてる素晴らしい会社だなと思いました。


書籍はこちら アイデアは考えるな。

面白法人カヤックの柳澤大輔氏と


そして、


5人目の講師は社員食堂でも話題になった株式会社タニタの創業ファミリー
ヘルスケアオンライン株式会社 代表取締役 谷田昭吾氏

とても有名な話ですが「健康をはかる」から「健康をつくる」にシフトする事によって出来る事が大きく広がったお話です。

体重計を販売してたタニタが、1990年にベストウェイトセンターという体重科学研究所を設立し健康についての研究をスタート。タニタ食堂やレシピ本の販売につながり、結果「体重計=タニタ」から「健康=タニタ」へ大きく飛躍していったという事。

そして今では誰もが知る世界初となる「乗るだけで計測できる体脂肪計」が誕生しました。

「はかる」から「つくる」たったこれだけのコンセプトに違いで会社の人格が大きく変わるんだと改めて刺激を受けたお話でした。


書籍はこちら タニタはこうして世界一になった 「タニタの社員食堂」誕生秘話を交えて




ラストは今回の主催者でもある株式会社パワーコンテンツジャパン代表取締役 横須賀輝尚氏。

勤めていたベンチャー企業をたった1ヶ月でリストラされ、行政書士として起業するも、ライバルの多い行政書士事務所として活動をすることを止め、「起業支援」をコンセプトにした事務所を運営すること決めた。

まさにオンリーワンである。

この人も会社のコンセプトだけではなく自分の行き方のコンセプトを替えたことで意味の無い縛りから解放され一躍飛躍していった一人です。

横須賀輝尚氏の開催する「天才塾」はファンがとても多く、いつも見ている視点が面白い方です。


書籍はこちら お母さん、明日からぼくの会社はなくなります (角川フォレスタ)



セミナー後はみなさんと懇親会

谷田昭吾氏


横須賀輝尚氏


懇親会にて





いやいや、とても勉強になりましたし今回このような講師の依頼を受けたことで僕のやっている方向性は間違っていないんだと少々自負しております。